クリント-イーストウッドは、やはりすごい人だ
「リチャード ジュエル」を観ました。社会派 の映画です。
監督がクリント-イーストウッドというだけで内容も予告も予備知識も無く観ました。
彼は素晴らしい人です。解りやすく、しっかりとテーマを持って、共感させながら、落とし所を押さえて、観終わった後、「映画っていいなあ。」と心軽やかになる。
「パラサイト」がアカデミー賞、、、、、?乗れなかった。観終わって元気は出ない。
しかし「リチャード ジュエル」は元気が出た。権威とメデイアがつながると、個人の尊厳も自由もいともたやすく潰されることを見せていく。
でも、正義は反撃に出る。そうは、させないと。弁護士ワトソンがいいんだ。サム-ロックウエルが演じてる。いい俳優。
C イーストウッドは人間を描くのが上手い。タイトルにもなっているリチャード ジュエル、彼を弁護するワトソン弁護士、そして泣かせる母親のキャシー-ベイツ 特ダネ欲しい、他紙を出しぬきたい、自分は有能とアピールしたい記者キャシー。この人達の人間もきちっと描く。
映画を観ながら、クリント-イーストウッドのぶれない骨太の風貌が浮かんだ。
ずっとずっと、彼は私のヒーローだ。